企業がTikTokの動画制作で失敗しないために抑えるべき3つのポイント
TikTokは10代の子が楽しむSNSと思われてきましたが、2023年に入ってからは20代、30代に向けたプロモーションとして企業がTikTokを活用する事例が増えました。
弊社でも企業のプロモーションとして動画制作を行い、TikTokへ投稿した作品が1,000万回以上再生され、問い合わせ数が200%を超える事例が出てきました。
この記事では弊社のこれまでの実績をもとに、
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企業がTikTokでプロモーションを行う場合に、ここを外すとスベる(バズらない)というポイント
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どのように動画制作を企画すればプロモーションとしての効果を出せるのか
について解説します。
TikTokを使った企業プロモーションで再生回数1000万回、問い合わせ数258%の事例も
SNSでは企業アカウントがバズりづらいと言われます。
TikTokでも企業アカウントの多くは再生回数、フォロワーが増えず運用をやめてしまうケースがほとんどです。
しかし、弊社の経験上、企業アカウントだからバズらないというのは言い訳です。
弊社がこれまで支援させていただいた事例をご紹介します。
保育園キートス様:再生回数1000万回、問い合わせ数258%
@thebawran
保育園キートス様は『「人とのつながり」を大切に「また明日も来たい」と思う保育園を創り続ける。』を理念に掲げ、株式会社ハイフライヤーズが運営する保育園です。
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「人とのつながり」を大切に「また明日も来たい」と思う保育園を創り続ける。
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荷物のいらない保育園
キートス様の理念とコンセプトを3つの作品に落とし込みました。

保育園に預ける際に用意すべき荷物が必要ないという情報を伝えることはもちろん、なぜこの取り組みを行っているのかという企業の想いをストーリーに落とし込んでいきました。
動画に込められた想いは共感を呼び、企業アカウントながら再生回数は1,000万回を突破。
動画投稿前と比べ二倍以上の問い合わせが発生し、入園希望だけでなく新たな保育士さんの採用にも貢献しました。
キートス様の事例詳細はこちら
パーソルHD:リーチコスト効率が既存TV施策の140倍

(クリックするとアカウントに遷移します)
20代〜30代への接触が期待でき、テレビCMではアプローチが難しい層に動画を通じてメッセージを届けることができるのではと仮説を立て、TikTokの運用を検討されたパーソルHD様。
社内でTikTokを見ている人がほとんどいない状況で、新たなチャレンジとして公式アカウントをスタートさせました。
公式アカウント開設と同時に4本の動画を公開し、運用開始から1週間でフォロワーが1万2000に到達。
約3カ月経過した7月初旬には16の動画が約4,000万回再生され、フォロワーも10万人に増えました。
リーチにおいては、既存TV施策と比較してコスト効率が140倍と、驚異的な結果を出すことができました。
パーソルキャリア様の事例詳細はこちら
全ての企業がTikTokで成功するわけではない。TikTokの動画制作でよくある失敗
TikTokがマーケティングにおいて重要なツールであるという認識が広まり、活用する企業が増えています。
ただし、すべての企業がTikTokで成功できるわけではありません。
TikTokで動画制作をする際によくある失敗を紹介します。
動画が面白くない
せっかく動画を制作しても面白くないと見てもらえません。
TikTokでは興味のない動画はすぐにスキップされます。
TikTokを使用されたことある方ならわかると思いますが、TikTokでは自分が興味ない動画、面白くない動画は5秒も見ずに次の動画にスクロールします。
TikTok民が「面白い!」と思う動画でなければ、そもそも動画が見られることはありません。
逆を言えば、面白い動画であればプロモーションの動画であるかどうかにかかわらず、おすすめ機能によってユーザーにどんどんリーチする仕様になっているのがTikTokです。
動画が面白いかどうか、これはTikTokの動画制作において最も重要です。
広告色が出すぎている
だからといってメッセージを明確にしすぎてもいけません。動画に広告色が強く出すぎてしまうのもよくある失敗の一つです。
広告をなるべくスキップし、課金してでも広告表示をなくすのが当たり前の世代に広告色の強い動画は受け入れられません。
見られない動画に価値がないことは言うまでもありませんが、見たくない動画は企業のイメージに対してマイナスに働きます。
TikTok理解の低さ
日々変わっていくトレンドや、TikTokならではの動画内での音楽やSE(効果音)の使い方などTikTokの動画制作にかかわる様々なナレッジが不足していると動画制作は成功しません。
また、TikTokが定めているTikTokの使用に関するルールと基準を含むコミュニティガイドラインに違反した場合、動画は削除されてしまいます。
企業がTikTokをビジネスに活用するために抑えるべき動画制作のポイント3選
TikTokをうまくビジネスに活用する=TikTokでバズるためには、いくつものポイントがあります。ここではバズを生むために特に弊社が大事にしていることを紹介します。
まずは面白い動画を作る
繰り返しになりますが、まずは面白い動画をつくること。動画が面白くなければ見られることはなく、ユーザーには何も届きません。
TikTokはテレビCMなど既存の施策のように無理やり動画を見せることはできません。
ユーザーが手を止めて見たくなる、つい最後まで見てしまう、面白い動画を作ることが何よりも重要です。
コメントしたくなる動画にする
TikTokでは各動画に対するユーザーのコメントがとても大事で、コメント欄が盛り上がることがバズにつながります。
ツッコミを入れたくなる、考察をして議論したくなるなど、ついコメントしたくなる要素を動画の中に入れるようにしてください。
公開した動画をしっかりと分析する
バズる動画を出し続けるためには、公開した動画へのユーザーの反応を見極める必要があります。
再生回数、いいねが押された回数、シェア数などはもちろん、どんな層に見られてどんな層には見られなかったか、ユーザーはいつ動画をスキップしたのか、どこに興味を持ってコメントしているのか。
しっかりと分析を行い、次の動画制作にいかすことでバズり続けることができます。
TikTokの動画制作は縦型動画に慣れていない制作会社に依頼してはいけない
世の中には多くの動画制作会社があり、TikTokの動画の制作を依頼する時にどの制作会社に依頼すればいいのか迷ってしまうことでしょう。
注意喚起として結論から書きますと、
縦型動画に慣れていない=縦型動画を理解していない制作会社
に依頼してはいけません。
TikTokというプラットフォームを使い、スマホで見ることが多い縦型動画は他の動画とは全く異なります。
「最初の2~5秒で注意を引く」はすでに言い尽くされていることですが、縦型ならではの撮り方、音の使い方、編集の仕方、トレンドの取り入れ方などTikTokの縦型動画だからこその要素があります。
横型動画を撮っていたから縦型動画も撮れるというような単純なことではありません。
TikTokがスマホで撮った動画を自分で簡単にあげられるSNSだからこそ、動画の制作は縦型動画とTikTokのことをしっかりと理解している制作会社に依頼してください。
まとめ
弊社の事例とともに、企業がTikTokの動画制作で失敗しないために抑えるべきポイントを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
我々「ごっこ倶楽部」は「狙ってバズる」を掲げ、TikTokでの累計再生数17.5億回、SNS総フォロワー数220万人のクリエイター集団です。
これまで数々の企業のプロモーション動画を制作し、しっかりとTikTokでバズらせてきました。
企業案件の事例についてはこちら
自社で扱う商品が動画映えするものでない場合、動画制作では脚本(ストーリー)が大事になります。
私たちはショートドラマという切り口で視聴者のアテンションを獲得し、共感を集め、商品・サービスを認知してもらう手法をとっています。
TikTokの活用を検討され、バズる動画を作りたいと思われている場合は、TikTokを理解し、動画をバズらせるためのノウハウを持った「ごっこ倶楽部」へお問い合わせください。
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